VOICE SPIRIT
マイルス・デイヴィスになりたい。
VOICEは何屋か?
難問です。
ただのデザイン会社でも広告会社でも
Web制作会社でも映像制作会社でもない。
そのすべての機能を備えていますが、
そのどれかで生計を立てている会社ではない。
以下は先週だけで、社内で動いていた仕事の一部。
◎石川県の2社の経営理念・行動指針開発
◎県外の飲食店のプロデュース業務
◎県内外の2社のブランディングのキックオフ
◎某地方都市のまちづくり会社のコンセプトメイキング
◎半年前から続く商品開発プロジェクト
今週はマンションのネーミング&コンセプト開発が加わる。
県内の企業の新規事業開発のプロジェクトもはじまる。
お客様の真の問題を解決しようとすると
デザインや広告の枠組みを超えた仕事だらけになる。
結果、既存の業界や業態には収まらなくなる。
だんだん何屋かわからなくなる。
いいと思います。
事業の本質をつきつめている企業は、
おおむね既成の業界や業態からはみ出ていく。
あるいは、自身が業態になっていく。
イノベーターがそう。
アーティストもそう。
「俺の音楽をJAZZと呼ばないでくれ」
帝王マイルス・デイヴィスの言葉です。
JAZZの革新者であるマイルスは、
作品ごとに既存の枠組みを超えていった。
カテゴライズできない。どんなジャンルにも属さない。
自分自身がジャンルになる。
「VOICEの仕事をデザインと呼ばないでくれ」
わたしたちのあるべき姿です。